瓶ヶ森 雲海に浮かぶ石鎚と笹原の豪華コラボ

山歩き日 2018年9月16日 山で絶景朝日写真を撮る。 これは登山を始めた頃から追い続けている、一つのテーマ。 深い深い蒼い夜が後ろへ過ぎ去り、ゆっくり目の前の空が薄紫から黄金色へ移ろいで行く。 夜の間中じっとりと森を湿らせていた足元の霧は朝日の風に逆らえず、どんどん吹き飛んで行く。 光を全身で浴びた山肌は徐々に真っ赤に染まり始める。 それを撮る私。 無心でシャッターを切る。 朝の光は足が早い。 どんどん情景は変わり、またとない世界を作っては消してゆく。 あっという間の出来事。 すっかり登りきった太陽の前で立ち尽くす。 額にはうっすら汗がにじんでいる。 よく見ると両目にも水滴が。 汗が入ったのではなさそうだ。 山よ、ありがとう。 …