森の旅 

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GFX50R用のマクロレンズ購入記〜 PENTAX645 120mmF4

約9分




【GFX50R】で使うマクロレンズが欲しい!!

清水寺から飛び降りる勢いで購入したGFX50R。
導入から早くも半年が経った。
これまで山へ連れて行ったのが計3回かな。
初めてのミラーレス、そしてデジタル中判との事で不安もあったのだが、今のところ大きな問題もなく、その得られる画質にうっとり自己満足の大変充実した日々を送っている。

ただ課題がない訳ではない。
そもそもカメラ、レンズ共に身の丈以上にかなりの高額なお買い物になってしまって、マクロレンズの購入を我慢している状態。
カメラ本体と同時に購入したのが純正の30mm(換算24mm)と 63mm(換算50mm)の2本のレンズ。
ワタクシが山に行くにも普段使いにもこれだけは絶対必要だと感じたこの2本を優先的に選んだのだが、ここで予算オーバー。
ただやはり山へ行くと中望遠、そしてマクロレンズもどうしても欲しくなる。
山に咲く花は小さい物が多いし、遠景撮影でも望遠気味に撮りたくなる事も多い。
予算上見送ったとはいえ、山へ行く度にここで中望遠マクロがあればと病的に呟くことになった。

GFX用のマクロレンズといえば純正120mmがある。
評価は大変に素晴らしく、かなり良いレンズだと思う。
手ぶれ補正もついているし。
理想はこの純正レンズを使いたいのだが、残念ながらお値段も評価に比例するようにかなり高め。
新品で30万円越え、中古でも25万前後だ。
万年金欠サラリーマンにとってこれ以上の無理は命に関わる。
そこで検討したのがマウントアダプターを使用して他マウントのマクロレンズを探すこと。
とりあえず純正購入までの繋ぎとして出来るだけ格安でゲットを目指してみた。

検討したレンズ

・PENTAX645マウント 120mmF4

・MAMIYA645マウント 120mmF4

ネットを徘徊しながらすぐに見つかった、この二つの中判645フィルムカメラ用のレンズ。
結論から言うとPENTAX645を選んだのだが、理由は予算笑。
とにかく、予算笑。
なんとヤフオクで新品級が一万円台前半でゲットできたのだ。
正直マミヤの方がほんのちょっぴり性能も良さげだったのだが、タイミング的にヤフオクの値段が少し高かった。
いずれマミヤの80mmF1.9というレンズも使ってみたかったのでほぼマミヤに気持ちは傾いていたのだが。
とりあえず今回の趣旨としてはできるだげ安く購入したかったのでそこはブレずに。
ちなみに両方昭和のレンズ。
もちろんマニュアルフォーカス。
手ぶれ補正なんて付いていないし、防塵防滴なんかもない。
時代は令和。
それも5000万画素のデジタル中判カメラで使用するのだ。
あまり期待せずに購入したのが正直な気持ち。
まあ詳細なスペックなどは後に譲るとして、とにかく作例をどうぞ。
まだ山へは連れて行けていないので、近所で撮ったものでごめんなさい。

【作例】PENTAX A645MACRO 120mmF4 with GFX50R

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

梅雨時期にマクロで撮るといえば、まずは紫陽花ですな。
何気にシャッターを切ったのだが、十分解像している。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

爽やか白紫陽花。
ボケは・・・ちょっとゴワゴワしているかな?
でも嫌いではないですよ。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

ボルトナットの一つ一つまでちゃんと判別できる。
すげー。
十分だな。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

遠景テスト。
いやはやこの解像感。
どれくらいまで絞ったか忘れてしまったけど、十分だと思う。
1万ちょっとですよ??
山でもガンガン使えるぞ、これは。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

木漏れ日ロード。
自然なボケ感。
しっとりしていい感じ。
中判らしさを感じますな。

GFX50Rのセンサーサイズより大きな645サイズをカバーするレンズだけあって周辺減光などは全く気にならない。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

色乗りも良い。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

艶感が半端ない。
レンズの性能なのかカメラが良いのか。
ワタクシ如きの素人には全く判別がつかないけど、とにかく結果として素晴らしい画が得られる。

GFX50R + PENTAX A645MACRO 120mmF4

純正120mmを使用した事がないのでGFX50Rを使う上でのこのレンズがどれほどのレベルにあるのか、その差がいまいち判然としないけど、とにかく十分良い画が得られる事は分かった。
今のワタクシレベルには十分すぎる。

スペック

7群9枚
最短撮影距離 0.39m
最小絞り F32
重量 695g
サイズ 直径78.5mm x 長さ110mm
フィルター径 67mm

ピントリングの操作性は非常に滑らかで適度な重さもあって良い感じ。
心配していた重量だが、十分許容範囲。
もちろん山へ連れて行くので軽ければ軽いほど良いのだが、中判レンズと思えば許容範囲内。
フィルター径も67mmで問題なし。
フルサイズ時代の遺産が何枚かある笑
手ぶれ補正はなし。
正直手持ちマクロ撮影なので、手ぶれ補正はどうしても欲しい機能だが、もちろん金額とトレードオフだ。
なで肩ぷに腹組合の会長のワタクシだが、これからは鋼の体幹とブレない精神力でカバーするしかない。
防塵防滴なども無し。

外観

XT-4 + XF23mmF2 R WR


GFX50Rにレンズを装着。
全長のほぼ2/3をピントリングが占める。
デザイン的には普通の筒だ笑
長さはどうだろう?
結構長い。
マウントアダプターの長さが結構あるので余計そう感じる。
ちょっとした望遠レンズレベル。
重量バランスは若干フロントヘビーに感じるかな。

XT-4 + XF23mmF2 R WR

【fotodiox】のマウントアダプター自体の長さは45mmあった。
絞り環&三脚座付き。

XT-4 + XF23mmF2 R WR

最短。

XT-4 + XF23mmF2 R WR

無限遠。
ニョキニョキ伸びる。

XT-4 + XF23mmF2 R WR

ちょっと気になったのがレンズ脱着用のツマミ。
薄い板状の突起がそれだ。
これがマウントアダプターの絞り環のすぐ近くにある為、絞り操作時にうっかり手が掛かってしまうのだ。
ロックもそんなに強くないので不意にレンズが外れて落としそうになる事があった。
気をつければ良いのだろうけど、いつか落としそうだ。

マウントアダプター

マウントアダプターについては調べてみると4種類ぐらいがヒットした。

・fotodiox

・kipon

・pixco

・rayqual

この中で一番安かったのがpixco。
一万円台半ば。
しかしあまり聞いた事がないメーカーだったし、レビューも見つける事ができなかったので今回は候補から外した。
rayqualは国産品で良さげだったけどお値段が4万円オーバーでちょっと厳しい。
精度なんかは良いのだろうけど。
残りのfotodioxとkiponは金額的にもほぼ同額の2万円ちょい。
fotodioxの方は絞り環が付いていて、PENTAX645の最新デジタル対応レンズ(絞り環なし)も使用可能となる。
正直この120mmマクロで使用するにはどちらでも良かったのだけど、なんとなくfotodixで決定。
ちょっと失敗だと思ったのはマウントアダプター側に絞り環がある為、レンズ側の絞りを使えない事。
レンズの方はもちろんF値の明記もあって、クリック感もしっかりあるのでどれくらいのF値で撮ったのかが記憶に残りやすい。
その点fotodioxの絞りはクリック感がないのでイマイチどれくらいで撮ったのか曖昧な感じになる。
もちろん電子接点もない訳で、家で写真を見返す時に絞りをどれくらいで撮ったか記憶に頼る事しかできないのだが、その時ちょっと困るかな。
まあマクロ時は開け気味、遠景は絞り気味がほとんどなのでそのうち慣れるだろうけど。
ここら辺はお値段とトレードオフな所。

とにかく山でどうか

とりあえず大変満足できるレンズだった。
費用対効果を考えると、とんでもない良品だ。
正直本当にそれとなく写ればいいやぐらいで考えていたのでここまで撮れると嬉しくなる。
もちろん現行の純正等は更に上を行くのだろうけど、しばらくはこれで楽しめそうだ。
早く山で試したい。
携帯性や登山で疲れた体で手持ちでどこまで撮れるかなど試してみたい事がてんこ盛り。
山へ行く楽しみがまた増えた。
早く、山へ。

ではまたどこかの山で。




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