森の旅 

To the world where you've never seen.

寒風山 光の森に包まれて

約4分


いよいよ10月に突入しましたね。

未だに台風が来るとか来ないとか言っておりますが、さてどうなるでしょうか?

今回は紅葉の期待も兼ねて、寒風山を歩いてきました。

桑瀬峠から反対側、伊予富士は訪れた事がありますが、寒風山は初めてです。

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朝焼けに浮かぶ寒風山を撮りたかったので、5:00にトンネル南口の登山口を出発しました。

もちろん、真っ暗闇、ヘッドライトを点けての行動です。

暗闇に少しビビりながら、いきなりの急登を桑瀬峠向けて登って行きます。

桑瀬峠につく頃、空が明るくなってきました。

しかし、天気はあまりよくない様子。

待っていると、一瞬ガスが晴れるタイミングはありますが、基本真っ白です(^^;

それでも、伊予富士、これから向かう寒風山西壁(最初西壁を撮って次のカットで頂上方面にカメラを向けたときはもう真っ白でした。)は何とか撮れました。

これは頂上まで上り詰めても視界は効かないかもしれないなあと思いながら先へ進みます。

笹原からブナが点在する樹林帯へ突入した時でした。

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ガスで真っ白に覆われていたブナ林に太陽光が差し込みました。

一瞬で周りが黄金色に染まります。

いや、染まるというか浸かると言ったほうが良いかもしれません。

溢れる光に、浸かる。

なんかもののけ姫にこんなシーンがあったような??

とにかく、圧倒的でした。

夢中でシャッターを切ります。

何枚も、何枚も。

そんな光のマジックもあっという間に終焉。

本当に良いタイミングで光を貰えた事に感動しつつ、先へ進みます。

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尾根筋の登山道は秋の気配。

紫の花はアサマリンドウ?

至る所で見ることが出来ましたが、すべて閉じたまま。

それに小さな・・・・キノコ(^^;

名前は不明です、すいません。

このピンクのにょろにょろは??

なかなかのグロテスクぶり。

いったいなんでしょうか?

相変わらず晴れないガスの中、梯子や岩場の急登をこなし、山頂へ。

桑瀬峠から約1時間半、ほぼコースガイド通りで到着しました。

しかし、山頂からの視界は案の定全周真っ白。

とりあえず待ってみよう。

いつ晴れてもすぐ撮れるように三脚にカメラをセットし、ラーメンタイム。

相変わらず、旨すぎます。

そして、ワンチャンス。

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山頂より南向きのガスが晴れ、太陽の光も差しました。

しかし、それも一瞬。

瞬く間に山頂はガスに包まれました。

さて、どうしよう。

笹ヶ峰方面への縦走も考えてましたが、とりあえず今回は引き返す事に。

先ほど通過したブナ林でもう一度粘りたいとも考えていました。

山頂に別れを告げ、桑瀬峠へ戻ります。

相変わらずのガスに包まれた、神秘的な稜線の森。

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紅葉には少し早かったみたいです。

色付きはじめな感じで見ごろは10月中旬~かな?

でも、自分はこのぐらいの時期が結構好きです。

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それにしても人気の山、寒風山。

下る最中も多くの方とすれ違い、またお話もさせて頂く事もできました。

みなさん、それぞれの方法で山を楽しんでいる様子。

山登りはやっぱりいいですね。

山頂からの展望は少し残念でしたが、ガスに包まれた素晴らしい景色にも出会えて最高の山歩き森歩きでした。

いよいよこれから秋本番。

次はどこ行こう?

 




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