先日、久し振りに室戸へ行ってきました。
室戸は大好きな撮影地の一つ。
しばらく行かないでおくと、妙にムズムズしてきます。
室戸は河岸段丘のダイナミックな地形、果てしない海、ちょっぴり亜熱帯な雰囲気の森など、被写体だらけ。
特に、岬先端にアコウの木がある事を知ってからはよく訪れています。
まだ真っ暗なAM3.00過ぎ、車を東へ向けます。
信号もほとんどない、快適な道を、どんどん行きます。
とりあえず岬を回って東海岸へ。
朝日がもうすぐ迎えてくれます。
何回も、何回も、撮っている朝日。
何回も、何回も、ああ凄いキレイだなと思います。
そして、また撮らなくてはと、何回も、何回も、思います。
その後、アコウの森へ。
いつ来ても、このアコウには圧倒されます(^^;
アコウはクワ科の高木。
別名、締め殺しの木とも呼ばれています。
他の木の上に生育すると、その根や枝葉で包み込んでしまい、宿主を締め殺してしまうとの事。
そんな名前のイメージもあってか、気根を垂らし、岩に張り付き、根を縦横無尽に走らす姿に気味悪さを少し感じてしまいます(^^;
今回、葉がだいぶ落ちていました。
調べてみると、アコウは新芽を出す際に一旦葉を落とすとの事。
ただし、そのタイミングは不定期で、同じ個体でも枝によって違う事もあるらしい。
いよいよ、不思議な木です。
しかし、この木では新芽は見られず・・・
少し西側にある、別の個体で新芽を見ることが出来ました。
不穏な雰囲気の名前に似つかわしくない、かわいらしい蕾。
見上げると、一面蕾だらけ。
赤味が少しかかった葉を広げています。
あと数日で、新葉に包まれそうです。
新葉に包まれたアコウ、見たい!!
時間とれるろうか??
近いうちにもう一度訪れたいです。
トベラの木。
鈴なりの実を付けていました。
撮影の間中、いつの間にか付いてきていたのら猫。
どうもお付き合い頂きありがとうございました。
また来ます。