山歩き日 2022年6月26日
久しぶりの更新・・・
久しぶりのブログ更新。
今この記事を書いているのは2024年の10月なのでなんとなんとほぼ2年半以上ぶり。
本当に自分のズボラさに眩暈がするレベルです。
実はブログの更新こそ出来ていませんでしたが、登山は続けております。
ただ回数はだいぶ減ったかな。
写真ももちろん撮っていて、動画に手を出してみたり、変態カメラに手を出してみたり。
それなりに楽しんでいます。
ただ一時期のPC不調やら仕事が忙しかったりでブログ更新が途絶えておりました。
今更ブログを再開するのもどうかと思いましたが、せっかく立ち上げたサイトですし、10年後、20年後にこの記録を見ながらあーだこーだ言って楽しみたいので、忘備録として再開します。
もし、もしも未だにヤマップ全盛のこの時代に当ブログを検索してくれるような稀有な方がおられましたら、ありがとうございます、ごゆっくりとお楽しみください。
とりあえず空白の2年半の間の記録を順にアップしていきます。
ただ記憶も曖昧なので軽〜く軽〜〜く軽〜〜〜く記しておきます。
苔の名所
まずは2022年の梅雨に訪れた、徳島県の山犬嶽の記録から。
ここは苔の名所として有名。
前から気になっていて、ちょうど梅雨時期だしということで梅雨の晴れ間を狙って訪れました。
同行はいつものショッコルです。
登山口
登山口から2km手間に駐車場あり。
まあまあ広かったのですが、結構な台数が駐車していました。
さすが苔の山、梅雨時期がハイシーズンなのでしょう。
ここから登山口まで2km車道歩きです。
ですが棚田や水車など見るべきものが色々あるので飽きずに歩けます。
素晴らしい棚田の風景。
日本の原風景ですね。
登山口に到着。
2022年当時は無かったのですが、現在は登山口のすぐ近くに駐車場も整備されている様子。
グーグルマップ上でご確認ください。
データ上では駐車場から約1時間かかっての到着しています。
まあのんびり撮影しながら歩いた記憶があるので、ちゃんと?歩けばもう少し早く到達できると思います。
山犬嶽の頂上までのルートは入山後すぐにある分岐で二手に分かれます。
一つは山頂手前にある、東光寺に直接向かう参道ルートで、この場合は分岐点を直進します。
そしてもう一つ、分岐を右へ進むと見晴らし岩を経由して東光寺の直前で参道に合流する見晴らしコースです。
有名な苔の大群生ポイントは参道コースの途中を分かれた先にあるみたいですが、その道も最終的には参道に合流するみたいなので苔は帰りにじっくり楽しむ予定で、とりあえず先に展望のある見晴らし岩コースを選んだ記憶があります。
小さな山ですがピストンではなく周回できるんです。
ちなみに頂上は東光寺のさらに奥でした。
登り始めこそ植林帯でしたが、すぐにこの魅力的な森が登場。
うっとりしてしまいます。
マイナスイオンが出まくりです。
突然現れた巨石。
ルートはこの岩の割れ目を通過するようになっていました。
薄暗い岩の割れ目をそそくさと通過。
暗いし、狭い。
ですが、カニ歩きにならないと進めないほどぎゅうぎゅうに狭いわけではないのでご安心を。
見晴し台
さらに少し進むとちょっとした岩場がありました。
ここが見晴し台と呼ばれる展望ポイント。
写真ではわざと??大変そうな岩登り風に写っていますが、すんなり登れます。
岩場の上からは絶景が広がります。
方角で言うと東側の山々が遥か先まで一望できます。
一帯はスラブ状の岩になっていて、何人も寝そべるくらいの広さもあります。
暑くない時期はここで大休憩でも良いかもしれません。
見晴し台で景色を堪能した後、ルートは参道に合流します。
植林帯のちょっぴり急登な階段を登り切ると東光寺です。
東光寺、そして頂上へ
結構ここで休憩されている人が多かった記憶があります。
ただし頂上はもう少し先になります。
とりあえずここで休憩せず頂上を目指します。
10分ぐらいで山犬嶽(997.2m)頂上に到着。
周りは樹木に覆われ展望はありません。
さらにこの先に西の峰と呼ばれる場所があるみたいです。
山犬嶽は双耳峰との事。
とりあえず進んでみます。
頂上から約10分で切り立った崖の上に到着しました。
ここが西の峰っぽいです。
今度は西側の山々が眼前に広がります。
しかし全く山名が分かりません・・・
山犬嶽から西方面というと、剣山や三嶺方面ですが見えていない様子。
若干南西方向なので、手前の尾根の向こう側になるのかな。
東光寺まで戻ってお昼にします。
今回は自宅で作ってきた、渾身のサツキ弁当。
そう、となりのトトロの中でサツキが作っていたあの弁当を忠実に再現してきました。
自分で作って言うのもなんですが、なかなか美味しかったです。
問題はこの後。
お昼を食べ終わるぐらいから急速に天候が悪化。
遠くから雷の音も近づいてきています。
急ぎ準備して下山を開始しますが、山犬嶽の一番の見どころ、見渡す限り苔の名所に着いた頃には辺りは真っ黒な暗い森に。
不穏な空気が漂います。
名残惜しいですが写真はそこそこに急ぎ下山しようとしたその時。
猛烈な豪雨が辺りを包みます。
ザックからレインコートを出す一瞬でびしょ濡れになるくらいの強烈な雨。
でも不思議と森には光が差し込んでさっきまでの重苦しい雰囲気はどこへやら。
晴れ雨と言うんですかね、雨は降っているのに光が差しんでいて何か凄い神々しい感じでした。
雨の様子はYouTubeの方が分かりやすいかもです。
ぜひ見ていただければ。
雨はすぐに通り過ぎ、残った森には水分をしっかり含んだ苔たち。
凄い。
一面に広がる、苔、苔、苔。
言葉が出ません。
びしょ濡れになったけど、貴重な体験となりました。
すっかり晴れた森。
苦手な方はすいません。
カエルも大喜びの雨でした。
下山はあっという間。
とにかくここの苔は一見の価値ありです。
圧倒されます。
やはり雨が多い梅雨時期がおすすめでしょうか。
道はしっかり整備され、行程もお手軽ですので、ぜひともに。
ではまたどこかの山で。