森の旅 

To the world where you've never seen.

瓶ヶ森 最高の星空と朝焼けにニヤケが止まらない!!

約4分


山歩き日 2020年11月15日

モルゲンロートに染まる石鎚。
もう何年も撮りたいと願い続けている被写体。
しかし、私のような下級サラリーマンは天候に合わせていつでも自由に時間を取れる訳もなく。
ようやくgetした休日に山へ向かえば高確率でホワイトアウト祭り。
結局今まで撮れずじまいなのである。

久しぶりの再挑戦。
快晴予報を頼りに石鎚の朝焼けを狙い、瓶ヶ森へ向かう。
絶景林道のUFOラインが11月末から冬季閉鎖となる為、おそらく私にとって今季最後の瓶ヶ森となりそうだ。

深夜1:00に自宅を出発。
道の駅木の香でTをピックアップ。
かなり寒い。
駐車場で車中泊しているたくさんの車のガラスは霜でびっしり覆われている。
風はない。
道中も満天の星空が広がる。
期待が膨らみまくる。

4:30頃、瓶ヶ森登山口へ到着。
頭上にはこの星空。
すでに感動。
駐車場でしばらく撮影をする。
日の出が6:30なので少し休んで出発かと考えていたが、星空が凄すぎていてもたってもいられずに、そのまま出発。

登り始めてすぐのそれっぽい枯れ木。
ノリノリで撮りまくっていたが、右端に小枝が入り込んでいるとは。
うかつ。

石鎚と眠らない街、松山。

東側に目をやる。
まだ1時間以上あるのだけど日の出の予兆はすでに。
ぜひPCの画面で見て欲しい。
夜と朝の境目が綺麗デス。

石鎚側は西向きになるので、まだ夜のまま。

中央のもっこり山は瓶ヶ森のお隣さん、西黒森。
空は凄いスピードで明るくなってくる。
地球って回転早いねぇ。
分けてもらいたい。
ワタクシの脳にも。
その能力を。

東側の山並み。
凄い空。
雲一つないぞ。
まさか我々がこのような空に迎えられるとは。
奇跡を通り越してオレンジ色の空に不吉な予感さえしてくる。

男山の頂上より女山を激写。
ちなみに瓶ヶ森には男山と女山の二つのピークがあり、三角点はより高い女山にある。
予定では頂上より激写予定だったがもうここからでいいやね。
十分絶景であるし。

日の出前に少し道を戻り、石鎚向きで三脚を設置。
念願のモルゲン石鎚をゲット。
嬉しい。
長年の夢が叶った瞬間。
それも雲ひとつないブルーモーメントのおまけ付き。
贅沢すぎるのでは。
いいの?

やはりこの角度からの石鎚が一番かっこいいね。
うっとり。

ちょいと望遠でも。
あちらからも今日は良い日の出写真が撮れているだろうね。
そういえば今年は石鎚登っていない。
行きたいねぇ。

十分石鎚をストーキングした後、男山へ戻る。
目の前には信じられない絶景が。
金色の雲海がどんどん湧き出てくる。
写真ではなかなか伝わらない。
もう、何か、凄いのです。

生き物のように自由自在に蠢く雲。
どんどんこちらへ向かってくる。

きたきたきたきた。

あっという間に隣の西黒森が侵食された。
すげー。

そして我々の地点もガスの中へ。
幕は降りた。
いつもの見慣れた風景。
先ほどまでの絶景が広がっていた世界が遥か幻のように思えてくる。

結局女山にも行かず下山だ。
どうせ真っ白だしね。
今日はラクチン、ラクチン。

下山後駐車場でおにぎりをかじりながら。
来た時は真っ暗闇で何も見えなかったけど。
迫力満点の石鎚山が眼前に。
いいとこだよ、やっぱ瓶ヶ森は。

帰りがけのUFOラインから寒風山が見えていたのでパシャリ。

長年の夢が叶った今回の山歩き。
山に居れた時間はわずかだったが大満足だ。
なんか星と朝夕の写真をもっともっと撮りたくなってきた。
なかなか好条件に恵まれる事は少ないのだが。
チャンスがあればどんどん挑戦したい。

帰ってきて早朝の木の香道の駅で食べたおでん、最高でした。
ではまた。




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