山歩き日 2022年11月20日
登山前の朝練
本日も過去の山旅の投稿です。
確かこの日はショッコルとお手軽に阿波国見山を予定していたのですが、なんとなく朝日撮影がしたくなり、合流前にサクッと朝練をした日でした。
夜半過ぎに家を出発し、徳島県の矢筈山や烏帽子山への起点となる落合峠に向かいます。
この峠の周辺はなだらかな笹原になっていて、駐車場から少し登るだけで素晴らしい展望が得られる場所です。
静かな夜明け。
確か風も全くなかったような記憶が・・・
残念ながら低層に垂れ込めた雲により日の出は拝めず。
でも神秘的な空でした。
立ち枯れには何故か惹かれてしまいます。
見つけると必ず撮ってしまう被写体。
さて十分撮ったし、国見山へ向かいますか。
登山口
画面上にピンも何も無いのでちょっと分かりづらいですが、画面中央の広場に駐車可能です。
ここが上の駐車場と呼ばれている場所。
今回もお手軽にここから登ります。
紅葉の終わったブナの森
駐車場からコンクリート階段を登り、リョウブの群生地を過ぎると植林帯の中の道となります。
一直線で登りやすいですが、そこそこの傾斜。
1kmほどで標高差300mを駆け上がります。
この山には確か3回ほど訪れています。
残雪期、新緑、冬季。
今回は晩秋という事でどんな風景と出会えるのでしょうか。
1370mピーク辺りまで来ると植林帯は終わり、お楽しみブナ林のお出迎えです。
ここからは頂上までは傾斜も緩まり、落ち葉を踏み締めながらの快適な道です。
ブナ、ブナ、ブナ。
どうしてこの木にこんなに惹かれるのでしょうか?
願わくば紅葉時に来てみたかったかな。
まあそれは次回へのお楽しみ。
木々はすっかり冬の装い。
でもこの日は11月の末とはいえ結構暑かった記憶が。
ショッコルも半袖姿だし。
年々季節の境目がハッキリしてきた印象がありますね。
急に暑くなったり、寒くなったり。
頂上へ
頂上直下の祠まで登ってきました。
大岩の元に国見神社が鎮座しています。
此処から頂上へは目と鼻の先です。
しっかりお参りして進みます。
阿波国見山(1409m)に到着です。
今日は誰もいません。
いつ来てもここからの眺めは最高です。
頂上からの展望。
遥か先に剣山と次郎笈。
手前の綺麗な三角錐は中津山。
画面中央、画像が遠すぎて分かりづらいですが、笹原のコルが今朝訪れていた落合峠。
東側の展望が良いので、此処も日の出写真良さげですね。
お手軽にコンビニ飯。
ヒレカツサンド。
美味しい。
いつもなら下山はピストンですが、この日は周回コースを選択。
頂上から西側へ降ります。
どうやら林道が開通する前まではこちらのルートがメインルートだったぽいです。
林道まで降りてくると、あとは車道歩きで駐車場まで戻ります。
途中苗木の植林地帯を発見。
これらの木が出荷できるまであと何十年かかるのでしょうか。
林業って、本当に長期的な視点が必要な仕事ですね。
下山途中に出会った岩壁を突如登り始めるショッコル。
ほぼ垂直の壁です。
すごい。
こんな壁を登れるなんて。
さすがは高校の時登山部だっただけの事はあります。
この偉大な姿を激写しろと言われ、パシャリ。
まあ実際はこんな状態ですが。
撮影中彼はこの位置から微動だにしませんでした。
これ以上の高さは高所恐怖症の為厳しいみたいです。
・・・・・。
グダグダ遊びながら駐車場に到着。
今回も良い山旅となりました。
ではまたどこかの山で。